【まとめ】しびれを引き起こす病気
しびれを起こすような病気はたくさんあります。
とくに下記のような症状を持っている人が多いので、脳神経外科や整形外科を受診することをお勧めします。そして、レントゲン写真だけではなくMRI検査を行うことが診断の第一歩となります。
・首を後ろにそらすと、手のしびれが悪化する場合は、首の病気を疑います。
・腰痛とともに両足のしびれは、腰の病気を疑います。
それ以外にも、脳の病気や、糖尿病やビタミン不足、あるいは手足の血管の流れが悪くてもしびれを自覚することがあります。
しびれ感で悩んでいる場合は、一度は診察及びMRI検査が必要なことが多いので、ご相談ください。
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代表的な神経の病気
脊髄・神経根障害 ：脊髄の圧迫（頚椎症、脊髄腫瘍など）、脱髄疾患（多発性硬化症など）、血管障害（脊髄梗塞）、脊髄空洞症、脊髄炎、ビタミン B12 欠乏症（亜急性連合性脊髄変性症）
脳障害 ：脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など
末梢神経障害：神経免疫性疾患（ギラン・バレー症候群、癌など）、遺伝性神経疾患、胸郭出口症候群（前斜角筋症候群）など
それ以外の病気
四肢（主に下肢）のしびれ、痛みを訴える場合では閉塞性動脈硬化症、Buerger 病
内科疾患
代謝障害（糖尿病）、ビタミン B１欠乏症、膠原病、中毒（薬、金属、有機溶媒）など
とくに
四肢のしびれ、筋痙攣（四肢の突っ張り）：過換気症候群、副甲状腺機能低下症
左上腕内側のしびれを訴える場合では虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）
を疑います。
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