新刊が発売されました。
12月18日に院長の二冊目の著書が発売されました。
◆身近な人に迷惑をかけない死に方◆
http://www.amazon.co.jp/dp/4046009144
「僕が死を考えるのは、死ぬためじゃない。生きるためなんだ」
フランスの作家、アンドレ・マルローの言葉です。
しかし、「死」ということを考えるということは、世の中的にはタブーとされている風潮があります。そして、「死」とは、「縁起でもない」「不謹慎だ」というだけではなく、「オカルト」「怖い」というようなネガテイブなイメージを持つ人が多いでしょう。
私は宗教家でも思想家でもないので、死後の世界があるかどうか、死んだら人間がどうなるかはわかりません。ただ、私が知っていることは、生物は誰でも平等にいつか必ず一度だけ死を迎えるということです。そして、たくさんの方の死に際を救急現場の医師として見てきたので、その「死に際」は限られたパターンしかないことも知っています。
私は「死に際」を冷静に見つめることが、正しく「今を生きる」ことにつながることになると考えています。
例えば、受験勉強をしていたときを思い出してみてください。ほとんどの人が「希望する学校」を想定しながら勉強方法を選んだことでしょう。また、仕事でも、プロジェクトの「ゴール」を想定しながら優先すべきプランを実行しているはずです。
私達の人生も同じこと。幸せで健康的な人生を手に入れるためには、「死に際」をおぼろげながらでも想定しておくことが重要で、そうすれば今やるべき健康法を見つけ実行できるのです。
『あなたが産まれた時、あなたは泣き周りの人は笑っていたでしょう。だからあなたが死ぬ時はあなたは笑い周りの人が泣くような人生を送りなさい』
これは、有名なネイティブ・アメリカンの教えです。
「死に際」を見つめると「生き方」が見える。
この本は、いま、人生において何をすべきか悩んでいる人に読んでいただきたい一冊です。
◆身近な人に迷惑をかけない死に方◆
http://www.amazon.co.jp/dp/4046009144