認知症が疑われる方の道路交通法改正について
最近、高齢者による運転中の事故が増えてきており、それを受けて、6月11日、衆議院本会議で改正道路交通法が可決されました。
これは、高齢ドライバーの事故防ぐために改正されたもので、75歳以上の高齢者が運転免許を更新する際の検査で「認知症の疑いがある」と判定された場合、医師の診断が義務づけられました。
高速道路での逆走224件のうちドライバーが認知症の疑いだと判断されたのはその約1割である27件であったそうです。
そのため、医師の診断書で認知症と判断されたり、診断書を提出しなかったりした場合は、免許の取り消しや停止となることがあります。
また、次の免許の更新までに認知症の症状が進む人もいるため、詳しい検査で「問題なし」とされた人でも、逆走など認知症と疑われる交通違反を起こした場合は臨時の検査を受けることになりますのでご注意ください。
もし、運転をされている方で、物忘れがきになる場合は、早めの来院をお勧めします。
また、ご家族の方で、「うちの両親は大丈夫かな?」と疑問がある場合も気軽にご相談ください。
「物忘れ」が気になったときに当クリニックで行う検査
・脳神経外科専門医による問診
・MRIまたはCT検査
・脳の萎縮度を測定する「VSRAD検査」
http://www.eisai.jp/medical/region/radiology/rt/pdf/035/03.pdf
・血液検査
・心電図や胸部レントゲンなど
☆ お問い合わせは *・。*゜・。・o゜・。*゜・
菅原脳神経外科クリニック
TEL:042-622-3000
月曜日~土曜日 9:00~17:00
それ以外の時間はこちらまで
↓